受信通知の添付は不要ですか:持続化給付金 申請時の注意点

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持続化給付金申請サイトは一般的な行政関係のホームページとは違いわかりやすいサイト構成になっています。

わたしは申請開始から2日めにオンライン申請を済ませました。(2020/05/02)

  • これから申請をする方
  • 申請途中の不明点で検索したらこのブログを見つけた方

「つまづく人が多そうだな」という不安な点があったので、記事にしました。

個人事業主のみなさまにお役に立てれば幸いです。

確定申告書類 受信通知の添付は必須じゃない

前年度の確定申告はe-Taxで申請しました。

そのため書面提出時と違い、返送される申告書類控えには収受日付印がありません。

収受日付印のサンプル画像

申告書控えを必要とする申請には税務署の受付日時がわかる受付日時が必要です。

ビジネス口座を開設する時にも「受信通知」の添付が一般的です。

しかし受信通知を閲覧するにはやや面倒な流れになっています。

e-Taxサイト → メッセージボックス → マイナンバーカードの読み取り → 閲覧

受信通知はPDFにダウンロードもできないので、画面キャプチャで代用も可能な場合が多いです。

しかし、マイナンバーカードを持っていない e-Tax 利用者は受信通知の閲覧ができません。

受付番号の記載があれば受信通知の添付は不要です

結論から言うと、以下の条件の場合は受信通知の添付は不要です。

  • マイナンバーカードを発行していないけど e-Tax で電子申告済み
  • 「電子申告の日時」と「受付番号」記載の確定申告書類が用意できている

申請要領にはこのような記載がありました。

※確定申告書の上部に「電子申告の日時」と「受付番号」の記載のあるものについては、「受信通知」の添付は不要とします。

https://www.meti.go.jp/covid-19/pdf/kyufukin_kojin.pdf

ちなみに申請サイトの画面上で「受信通知」のアップロードボタンも必須ではありませんでした。

持続化給付金申告サイト上の受信通知アップロード画面

申請サイトのドメインが「.jp」で不安

URLを見ると、ふつうの会社のドメインと同じ「.jp」になっています。

政府機関のためのドメインが「.go.jp」とわかっている人には「偽装サイトではないか」と不安を感じさせます。

偽造サイトの判別に不安な場合は、経産省のホームページからリンク

経産省のホームページに持続化給付金申請サイトへのリンクが掲載されています。

持続化給付金 https://www.meti.go.jp/covid-19/jizokuka-kyufukin.html

いざ申請をするときは経産省ホームページからたどっていくのが安心です。

売上台帳はExcelファイルのままではダメ

申請時に売上減の証拠として「売上台帳」の添付が必須になります。

台帳の仕様は手書きでもいい、など柔軟な対応です。

参考例のひとつに「Excelで作成された売上台帳でも可」とあり、「Excelファイル(.xlsxや.csv)でも添付できるのかな」とも思えるような説明です。

フォーマットの指定はありませんので、経理ソフト等から抽出したデータ、
エクセルデータ、手書きの売上帳などでも構いません。

売上減対象月の売上台帳の添付でEXCELアイコンだが、EXCELファイルのままでは添付できません

申請サイトへアップロードする際の保存形式が決まっています

※各データの保存形式はPDF・JPG・PNGでお願いします。

そのためExcelで作成した売上台帳は、いったんPDFファイルなどに変換して保存しておく必要があります。

サイト上にも説明は記載されているので、きちんと読めばわかります。

銀行の口座番号入力でエラー

通帳を手に取るのは数年ぶりでした。

通帳のおもてと1,2ページの画像添付が必要なので久しぶりに出してきました。

普段はインターネットバンキングを利用するので、口座番号の入力はコピペです。

今回はちょうど手元に通帳があったので、おもての口座番号を手入力していきました。

そこで不覚にも何度かエラーを頻発させてしまいました。

通帳おもてに印字をそのまま入力しているだけなのにエラー。なぜ???

先頭に0をつけて7桁で入力します

当然です。

印字されている口座番号は6桁しかありません。

桁数が違うことに気づいたのは3回目くらいの入力画面。

「7桁」とかいてあります。

思い出しました。

窓口で口座番号書くときなど、左詰めで、とか先頭に0をつけて、とか言われたな、と。

銀行によっては桁数や0をつける場所とか違うかもしれないので、念の為調べてくださいね。

まとめ

すべて申請要領をきちんと読めば記載されています。

しかし普段から長文を読み慣れていない私には時間がかかりました。

あらゆる申請者のパターンが想定される中、申請要領を概ね網羅されているわかりやすいサイトの構成には大変ありがたいと思いました。

短期間でわかりやすいサイトが作成されている点は、開発現場を見てきた人ならご苦労をお察しできるかと。

わたしのつまづきは凡ミスばかりですが、多くの方がスムーズに申請が終われますように。